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ザネリの独り言

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ずっとあった小さな石

その違和感が「いい」ものであると思おうとしていた。

一体何のために?

稀。

そんな特別があることへの憧れだったのだろうか。

疲弊しているときその石は大きな苦痛になった。

その度に疲れた体はより苦痛に揉まれ、
その度に同じ疑問を投げかけた。

一体何のため?と。



その石が真実だとするなら

苦しみの中でよりその光と救いで満たし癒してくれたはずだ。

何度もその石を特別なものなんだと思いたくて事実、ここまで来た。



己より大事なものができて

この石の正体がはっきり姿を現した。



わたしにはこの石はいらない。

守りたいものや

戦う場所はそこじゃない。


自信がもてなくて

何かに縋りたかっただけだった。


自分の世界があるのなら

もう充分だ。




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どうしてだろう。

理解できないのは価値観がちがうから?

見ているものがちがうから?

感じる世界がちがうから?


とてもすきなのに。


他とはまるで違う存在価値は、

思い違いだったのだろうか。


傷ついてるんじゃない。

謝ってほしいわけじゃない。

ただ 戸惑ってるだけ。

どうしたらいいのか、

わからなくなっているだけ。






日常に溺れ、
気づかぬうちに自分を忘れていくことの不思議を思う。

それは本当に自然だ。

当たり前のことだとさえ思う。

でも
ちょっと間違えると、
知らぬ間に自分を蔑ろにしていくこと。


見失って、

いつか
あれ?と立ち止まってももうその破片さえ見つけられないところまで行ってしまうかもしれないと言うこと。


無意識はコントロールできない。


忘れていた自分と
忘れていく自分を。

それでもまたこうやって

自分だけの自分に還る瞬間があるということを。



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